育ててくれたお手伝いさん

うつわ和季

2010年10月23日 23:02

21日に逝去したお手伝いの「すみちゃん」のお通夜に千葉の八日市場まで行ってきました。
すい臓がんを患っていて痩せてしまったけれど、安らかなお顔で安心しました。
この方は僕が生まれる1~2年前にお店を営んでいる我が家に中卒で住み込みのお手伝いさんとして来ました。
当時、商店にこの様な住み込みの方がいることがはそれほど珍しくなかったようです。
生まれた僕をそれはとても可愛がってくれたそうで、保育園の送り迎えも母ではなく「すみちゃん」だったようです。
幼少期の僕は本当の母だと勘違いしていた時期もあり「すみちゃん」が千葉に嫁ぐ時、「何故、母が嫁に行ってしまうのだろう」とおもったほどです。
この死は悲しいという感情より、寂しいという感情のほうが強い気がしています。






写真左上が「すみちゃん」です。ちなみに前列1番小さく1番可愛いのが僕です!